短野村と細野村と少野村それぞれに特徴的ないっきさんがいたとさ
その昔。
短野村というなんでも短い村がありました。
その村にはいっきさんがいました。
その隣には細野村というなんでも細い村がありました。
その村にもいっきさんがいました。
またその隣には少野村というなんでも少ない村がありました。
またしてもその村にもいっきさんがいました。
ある役人がある村のいっきさんにこう言いました。
「お前は短野村のいっきさんだな」
そのいっきさんは肯定して、質問しました。
「なぜ分かったのですか?」
役人は答えます。
「足が短いからな」
ある役人がある村のいっきさんにこう言いました。
「お前は細野村のいっきさんだな」
そのいっきさんは肯定して、質問しました。
「なぜ分かったのですか?」
役人は答えます。
「足が細いからな」
ある役人がある村のいっきさんにこう言いました。
「お前は少野村のいっきさんだな」
そのいっきさんは肯定して、質問しました。
「なぜ分かったのですか?」
役人は答えます。
「この村の住民はお前しかいないからな」